618と呼ばれるこのモデルは、ONESTARに似ているがよく見ると、細部に差があるのが分かる。
上側の襟にもスナップボタンがあり、一番大きな違いはエポレットに星型スタッズが無い。
そのため「ONESTARの廉価版」と勘違いされることもあるが、それは早計だ。
618はモーターサイクルギアとして、より"ライダース"にアップデートしたモデルなのだ。
まず、腰までカバーするためにあるキドニーパッドは613より深くラウンドすることで背面をカバー。
腕のアクションプリーツは前傾姿勢がとりやすいよう613より開き、 脇下には通気孔の役目を果たすアイレットを装着し機能性をUP。
さらに、素材には丈夫なステアハイドを使用。 他にもまだまだ違いあるが、よりストイックな作りになっていることが分かるだろう。
【Schott/ショット】
ライダースジャケットの代名詞ともいえるSchottの歴史は、1913年、ニューヨークでアーヴィン・ショットジャックショットの兄弟によって始まった。
当初はレインコートを作る工場だったが、1928年に世界で初めてフロントジッパーを採用したライダースジャケット「Perfecto」シリーズを発売。
ボタン仕様しかなかった当時、画期的なジャケットとして話題となり、その後のライダース史に大きな影響を与えた。
そして、Schottの名を世界に知らしめたのが50年代に発表された星型のスタッズをエポレットに配した伝説のモデル”ワンスター“だ。
この新作こそが、映画『ザ・ワイルド・ワン(邦題「乱暴者」』で、マーロン・ブランドが纏ったと言われているモデルである。
その後もラモーンズやセックスピストルズをはじめ、多くのロックミュージシャンに支持され、時代を超えた永遠の番として今なお多くの人々を魅了する。
最近では定番モデルだけでなく、カジュアルラインも充実させるなど、常に時代に合わせて進化を遂げる革新性も忘れない。
ライダースの歴史は永遠にSchottとともにある。
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